• テキストサイズ

ただの女、男二人【進撃の巨人】

第7章 男と女 ※




そっと膝を割ると、ビアンカは躊躇いなくそこを開いた。



初めて見る女の性器。
蜜で滑って光るその部分を目の当たりにした途端、全身の血液が激しく駆け回る。


痛いほどに膨れ上がる自分の男根に手を添え、濡れた蜜口に当てがった。
ビアンカの吐息は乱れ、そこには淫猥な体液が絡み付いてくる。


「リヴァイ…、そのまま、入れて…」


挿入したらどうなってしまうのか…?

大きな期待とほんの少しの不安を頭の隅に置きながら、リヴァイはズズッと腟内に自分のものを挿入させていく。



「……っ…!」


「ああっ…」


快感に耐える声が重なった。



そこは想像以上にキツく、リヴァイの陰茎を余すところなく包み込んだ。
揺り動かしてみると、更に増す圧迫感。



自慰とは比べものにならない。

真下に映る、快感に酔うビアンカ。
頭に響く嬌声と、律動を早める程に溢れ出す蜜。
甘い女の香り。


もう本能でどうすればいいのかわかる。
自分の意思ではないかのように、激しく腰を打ち付ける。


こんなビアンカがいたのか…。
もっと啼かせたい。
理性などなくしてしまう程に。

ズンズンと腰を振る分だけ、ビアンカの高い声が部屋の中を満たしていく。



ああ、いとおしい―――。


手を伸ばして縋り付いてくるビアンカが。
自分のものを呑み込んで吸い付き離さない、女の体が。


この行為に依存してしまう人間がいるのも今ならわかる気がする。


ビアンカを離したくない。
自分の目の届く所に囲ってしまいたい。
ずっとこのまま繋がっていたい。


こんな危険な感情があることなど、初めて知った。



/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp