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あなたと愉快な仲間たち

第11章 昔話〜桐山照史〜 *





「で、でも迷惑ちゃう?」

ただでさえ濵ちゃんもおるのに
もう1人なんて経済的にやばいんちゃう?

淳「あー。お金とかの心配なら大丈夫」
崇「腹立つけど淳太の家って物凄いお金持ち」

ボンボンやねんこいつぅ〜と
指をさす濵ちゃん。


淳「せやからそこら辺の心配はええで
部屋数やってめっちゃあるし」
崇「淳太パパ出張でほぼ家におらんけどな」

部屋いっぱいあるのは寂しそうやなぁ


でも、俺もこいつらと居るのは
すっごい楽しいし幸せや。




「俺、淳太達の家に行きたい」

淳「よっしゃ、オトンに言うてみるわ!」
崇「早く電話しろ!なにしてん!はよー!」
淳「うるさいわ!手がブレんねん!!」



淳太、俺さ。

笑ってなきゃアカンって思ってた。



泣いたら何もかも、
自分が壊れてしまうと思ったから。


でも淳太が大丈夫って言ってくれたから。


ほんまに不思議やけどさ、
大丈夫な気かしてきてん。変やろ?


こうして明るく笑えるのも、

ふざけてられるんも、
すべて淳太のおかげや。ありがとう






「濵田のあほ〜〜」
崇「なんっでや!」
淳「もう静かにしてうるさい」
「濵ちゃんがさーあ!」
淳「はいはい」


3人が出会った小さな施設の中の

これは奇跡で偶然の物語。







桐山照史(9) 終了


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