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あなたと愉快な仲間たち

第8章 1つの忠告と1つの勘違い




授業中も、そら話は聞く気にならんし
ノートも真っ白。


章「〜。帰ろー、送るで〜」
「うん、先生に呼ばれてるから待ってて」
章「もお〜分かった」


たかがヤスにを取られたぐらい、

なんでこんな悩んで落ち込まなあかんの
こんなにイライラしてモヤモヤせなあかんの


意味分からんし。


どうでもいいやん、
祝福するべきよな?


「帰る」
章「またな!望!」
「……おう」


素直にまた明日も言えへん俺。


智「あ、望。いま来たとこやった」
流「帰ろ〜疲れた〜」


久々に寝らんやったわ、と
ドヤ顔で言うけどそれ普通やで?流星。

流「なんなん望〜ヘラヘラ笑うなや」
「アホやなあと思って」
流「アホは言い過ぎや」
智「どっちもアホやからな」


確かに、と笑い合うなかで

神ちゃんが言った。


智「ここにが居ったらもっと楽しいよな」

それ言ったら辛気臭くなるやろ、と
つっこむと流星が変わらないトーンで

流「そのうちすぐ元の関係に戻る」



その言葉は、天然で言ったのか
それとも真実か何かを分かった上での
意味深な言葉なのか


俺と神ちゃんは黙り込んだ


流「なんやねん、はよ帰るで」


見つめられ照れたのか、

1人ずんずん歩き出す流星。







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