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あなたと愉快な仲間たち

第8章 1つの忠告と1つの勘違い





望「えええ!付き合ってる!?!」
流「嘘やん」
智「い、いつ?!え、あ、え?!」

智くんテンパりすぎ…


章「今日からやで!な、」

"合わせて"

口パクで言う章ちゃんに
分かったと頷く

望「俺が居らんうちに…」

「だから、これからベタベタしないでね」
望「え!無理やん!」
流「無理やんちゃうやろ(笑)」
智「じゃ、じゃあ手繋ぐとかもあかんのか…」
章「お前ら普段きしょいな(笑)」


流星くんだけは大したリアクションはなく、
やっぱり望と智くんは焦ってた。


章「お昼も僕と2人きりで食べるからな!
邪魔しに来んといてや〜?」
望「えええっ!そこまで…」
智「もう死にそう」
流「死なんわそんぐらいで」

おっけ〜、とやっぱり流星くんは
簡単に受け入れる

バチッと目が合う


流「ほんまに付き合ってるんやもんな」


真剣で、真っ直ぐに見る流星くんの目
思わず目を泳がせ頷く

流「じゃ、しゃあないやんな」
智「お前受け入れんの早いねん」
望「ほんまやわ」
流「しゃあないやん。
あーだこーだ言っても変わらへんやん」


なあ?と章ちゃんに聞くと
章ちゃんも「当たり前やろ」と笑う。


流「、帰ったら勉強教えて」
「えっ!?」
流「別にええやろ?」
「私1年だよ?」
流「じゃ、教えたるから」
「…う、うん…」
章「変なことしやんといてな〜」


俺の彼女やねんから、

と肩を叩く。


流「そこまであほちゃうよ」

ほら戻るで、と
ぎゃあぎゃあうるさい智くん引っ張って
3階に戻ってく流星くん


望「ぅぅ、友香ちゃぁんっ」
『はっ!?きもっ、なんやねん!』


望も女子の中では気の許せる友香の
元へと走っていく

章「大丈夫。なんとかするから」
「章ちゃん…」
章「ちゃんは僕に合わせといて」


ほら、と席に戻る。


大丈夫、大丈夫。
不安で泣きそうな自分に言い聞かせた。









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