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あなたと愉快な仲間たち

第6章 Q.あいつは誰だ!





望「なんでおるねん」



眉間にしわを寄せ、
不機嫌な声を出したのは、

目の前にりょーくんがいたからで。


章「…はは、ぐーぜん…やな、」

と苦笑いな章ちゃんもいた。
横には大倉先輩もいて

なんだかすごいスリーショットだ


亮「ほんま偶然〜。一緒に帰る?」
望「帰らへんっ!」
亮「お前にゆってへん」
智「そっちはそっちで帰ればええやん」
流「なーあ、どうでもええから帰ろ〜」


流星くんは帰って寝たいみたいで、

とにかく修羅場なこの場を
なんとか終わらそうと駄々をこねる。


忠「あ。女の子おるやーんっ」


やっほ、と手を振る先輩の視界から
私を見えなくするようにして望が立つ。


びっくりしてシャツを小さく引くと、


望「守ったるから大丈夫やで」


と笑ってくれた。

忠「ええ〜お兄ちゃん邪魔やで」
望「うっさいボケ!」
智「とにかく家は家で帰るから」
章「二人ともっ!渋やん待ってるってば」


後ろで章ちゃんが、
バチバチのこの場を終わらそうと

なんとかなだめているのに
それを無視する2人。


忠「えー。すばるくん来させれば?」
亮「喜ぶんちゃう?女の子おるし」
章「ちょっと…」
智「もうええからっ、流星!
を連れて先に帰り!」
流「ほーい、帰るで〜」


ぎゃあぎゃあ騒ぐ彼らから
離れるようにと流星くんは私の手を掴み

せかせか歩いていく。




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