第5章 くっつけよう!大作戦
夕方、
濵ちゃんと淳太くんが帰宅した。
崇「ただいま〜」
淳「は〜疲れたわぁ〜」
ダラダラっとしながら、
スーツの上着を脱ぐ淳太くん
照史くんと望は2人してゲームしていて
大毅と智くんは2階の自室にて勉強。
流星くんは寝てる。
「おかえり濵ちゃんっ」
崇「えらいゴキゲンさんやな」
「え、そ?」
崇「俺に彼女おらへんから?」
ちゃう?
と笑う濵ちゃんは、
いつも通りニコニコ優しい笑顔。
だけどやっぱり、
尾行のことはお見通しだったみたいで
崇「まさかなあ〜尾行されるとはな」
「うぅ…」
崇「俺ちゃんと言うたはずやねんけど」
「そもそも望たちが…」
崇「せやろな」
だけどな〜、
と笑いながら濵ちゃんは
私の頭に手を置いた。
そのあと、ゆっくり優しくて撫でる
崇「あかんで。兄ちゃんの幸せを
願わな〜。良くないでほんまに」
「だってぇ…」
崇「俺に彼女出来たらどないするん(笑)」
ヘラヘラそんなこと言うから、
悔しくなって拗ねてしまう
濵ちゃんに彼女ができたら、
きっと彼女ばっかりになるんだろうな
だから私なんて相手になんてされなくなる
そんなの寂しい。
「好きな子でもいるの?」
崇「んふふ〜内緒♩」
「えええ!教えてよ〜…」
崇「そのうちな」
そう言って望たちのところへと
行ってしまった濵ちゃん。
秘密ばっかり…ずるい。