第4章 喧嘩
本人にちゃんと問いただして、
ちがうと言って欲しかった。
そんなことないって。
「でもできなかった」
流「なんで?聞くタイミングあるやろ」
「そうじゃない」
最近の望は、私達と居るよりも
クラスの女の子と話してる方が
ずっとずっと笑っていて楽しそうだったから
休み時間もそうやって居る方が多かった。
流「そうやったんや…」
怖くなった。
今まで絶対違うと思っていたのに
それだけで不安になった
そうだと肯定されたら?
避けてしまわれたら?
私は、今まで通り笑えるだろうか
流「ただの望の気まぐれやと思うけどなぁ」
「そうかな」
流「望はさ。誰よりもの事をさ
大切に思っとるし大好きやって見て分かる
彼女やって、作ろうと思えば作れるし俺ら
が気にする問題なんて1つもないやん」
やろ?と優しく笑う流星くんは
頭を撫でる。
それでも、
「なんか少し怖い」
流「女子の事は心配すんな、大丈夫や」
また昼休みな、って
行ってしまう流星くん。
はあ…、しばらく
望と一緒なんだ
どうしよう