第2章 日常1
智「ご飯出来るからみんな呼んできて!」
崇「まっかせろ!」
「淳太くんは?」
智「ん〜分からん。照史に聞いてみんと」
淳太くんは社会人だから、
ここの誰よりも帰りが遅い。
時には残業だってしてくることもある。
淳太くんパパは海外に拠点を置いて、
出張したり飛び回ってるから別邸住まいだ
連絡手段は、淳太くんしかなくて
淳太くんの予定や報告連絡は
常に照史くんに回ってきてるらしい
流「…るさ、」
寝ていた流星くんが起きる。
寝起きのためか、大きなあくびをしながら
眉間にシワを寄せキョロキョロする
智「おはよ、流星」
流「…ぅん…zzZ」
智「寝やがった」
「流星くん〜起きて〜」
眠そうに「…ねむい」と言って
二度寝しようとする
望「ごはーーーーーーんっ!」
ドタバタと2階から駆け下りてくる望
その足音で起きるしかなくなった流星くんは
不機嫌な顔して舌打ちする
望「おお!流星おはよ!」
大「いぇえい、はよ食おうぜ〜」
望「うるせ」
照「お前の方がうるさいわ、早く座れ」
智「照史、淳太は?」
照「ああ。アイツ親父と外食やって」
望「えーまた?せこくない?」
崇「それも親子のコミュニケーションや」
望「俺らも親子!」
崇「ワガママ言わんとはよ食べや」
ほらほら、と濵ちゃんのなだめにより
みんなそれぞれ自分の席に座る