第2章 日常1
照「ええな〜お前らだけ〜ええな〜」
2人が幸せそうに食べる横で、
羨ましそうに見つめる照史くん。
「照史くん学校帰りなん?」
照「せやねん!」
望「今日早ない?」
大「こいつ、レポート出し忘れてん。
早く出すために早く帰ってんで〜」
照「言うなよ!」
大学生の照史くんは、
いま勉強で忙しいらしくて
レポートやら何やらと課題を沢山出されて
いつも嘆いてる(部屋で。)
「ねえ、食べた?」
望「食べたー」
大「やっぱここのクレープ美味いわあ」
照「くそぅ…俺も食べたかった…!!」
「また別の機会にね、ほら帰ろ」
望「今日のご飯なんやろな」
大「あれちゃう?青椒肉絲[チンジャオロース]!」
照「えー。うどんがええな」
「一昨日食べたでしょ」
照史くんは口を開けば炭水化物ばっかり…
まあ、そのほとんどは却下されてるけどね
3人と家に帰れば、
先に帰ってた流星くんが
口に煎餅食わえて立っていた
流「おはへひー(おかえりー)」
「なんで煎餅?」
流「くひはふへ(食いたくて)」
望「それぬれ煎餅!食いてえー!」
流「…んぐ、いやクレープ食べてきたんやろ」
照「デブなんで」
望「ならんもん!」
流「やめとけ、これ智のやから智にもらわな」
望「絶対もらえんやつやんか」