第19章 俺が守ると誓うから
大毅に言われ、みんなとご飯。
智くんと照史くんは何も理由も聞かず
いつも通りご飯を食べるけど
流星くんと望だけは違った。
智「望?流星も、はよ食べえや」
照「食べへんなら俺が貰うでい!」
大「親方やめやめ〜」
照「おいっ、親方やめろ(笑)」
流「やって気になるやん、な?」
望「おん」
やっぱり、あれは気になるよね…
大「濵ちゃんとお別れしたからやって!」
流.望「え?」
大「濵ちゃんがあっさり帰るし
寂しくてヤスって奴に会ったけど
紛れへんくて元気なかってん、な!」
「うん、うんそうなの!」
流「いつも濵ちゃんやん…俺もおるのに」
大「それ俺も言うてん!なのに…」
照「しげ居っても寂しさ紛れへんやろ」
大「はぁん!?こら!!?」
大毅のフォローで流星くんは納得したけど
望だけはまだ心配そう
ずっとちらちら見てるし…
「「ごちそうさまでした〜」」
それぞれシンクに食器を置いて、
お風呂や自室にバラける。
私も自室に行くことにして、
2階に上がると
ドアの前に望がいた
「望?どうしたの?」
望「…」
「のぞ、」
望「なに言われたんか知らんけど
あれ嘘やろ、しげのあれ。」
望は真剣な顔でそう言ったあと、
少し考え込む
望「俺が守ったるから。お前の事は。
どんな事あっても守ったるから!」
「望…」
望「せやから絶対、黙って
居なくなるような事はせんって約束して」
なんで、なんで望は、
私のことそこまで…
「どうして…」
望「好きやから」