• テキストサイズ

あなたと愉快な仲間たち

第19章 俺が守ると誓うから





「え…」


好きって言った?

え、いま好きだって…



望「あ、いや、家族…として」
「あ、ああ…そうだよね!」

望「あたり、まえやろ…」


はよ寝ろや、

と自分の布団に戻ってく望。



静かな廊下に響いたドアの閉まる音。


私の心臓はドクドクと
激しく鼓動を打ち続けていた。











─────望side



「……っ、」


何やっとんねん俺は。

言うつもりやなかったのに、
好きやなんて俺は…!

あいつから家族を奪ったらあかんのに


なのに俺が好きだと、

異性として好きだとバレたら
あいつは俺から離れてくに決まっとるのに



「やってもうた…」



お願い、お願いやからって
必死に願った



やっては、

どこか遠くに行ってまいそうな
そんな寂しそうな顔をしとったから…



「俺が、俺が守ったるねん
の居場所、ここやから────」









/ 174ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp