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あなたと愉快な仲間たち

第19章 俺が守ると誓うから





望「なーあ、早く〜」
「もう、待ってってば」
望「30分45秒は待った、はよ」


流「なあ、あいつら何しとんの」
照「2人で出掛けるんやって」
大「が課題済ましてからなんやて」


こっちは課題の片付けに必死なのに、

こいつは…
望だって終わってないくせに!


淳太くんと濵ちゃんが行ってから
ワガママが酷くなっている望




あれから、呼び出されて

お互い家の近い公園で待ち合わせた。




章「ごめん!こんな夜遅くに…」
「ううん、でもどうしたの?こんな夜に」


そう切り出すと差し出された写真

章「この人、見覚えある?」


写真を受け取ってよく見る、
けれどやっぱり知らない人…。

「ううん、ない。
この人がどうかしたの?」
章「…ちゃんってさ、
施設で暮らしてた時期あったやんか?」
「うん…。それが??」

言いにくそうな章ちゃんは

少し悩んだ後、
意を決したように言った



章「この人に、会ってほしいんやけど!」


「えっ、この人に?良いけど…
合コン?そういうのは勘弁して…
章「ちゃうちゃう!
まあ、理由はまた話すから!ありがとう!」



送るからと、その帰り道。

章ちゃんは何でもない話をして、
あの写真の人の事を話すことは無かった。







───────

望「…?どうした?」
「あ、ううん、大丈夫!終わったよ、行こう」
望「よっしゃ!!照史!車!」

照「は!?電車で行けや!」
望「が痴漢にあったらどうするん」
照「…うう、分かった」

大「よっっわ!(笑)」





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