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あなたと愉快な仲間たち

第18章 俺が君を束縛する理由


ーーside




「あーーーー!無理っ!」

望「っさいなあ、びっくりしたやん」

『無理ちゃうやん』
「こんなん智くんに怒られる」
章「しゃあないわ。貰ったんならなあ?」
『せやで?うじうじ言わんの』

机に入ってたラブレター。

綺麗な字、丁寧な文、
きっといっぱい考えたんだろうね


嬉しいけどさ。


今朝、注意されたばかりだよ?

バレたら怒られるどころか、
ベタベタされるに決まってる


ベタベタされるの望だけでいいんだけどな



望「ええやん、ラブレター」
章「僕もいっぱい貰うで!」
「そういう問題じゃないからね」


この2人は話になんない。

ネジが5、6本外れてるから
通じないんだよ。うん。


『行くだけ行けば?私もついてくし』
「うん、ありがとう」
『大変やね、あんたも』

望「俺らをないがしろにせんでや」
章「望、呼ばれてるで」


この手紙の主は誰だろうなぁ…


じーっと見つめる私の横で、

携帯見つめ悩む章ちゃんに
気づかなかった。




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