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あなたと愉快な仲間たち

第18章 俺が君を束縛する理由





智「ぜっったい男と話すなよ?
告白もされたらあかんからな?」
「されないよ」
智「される!ぜっったい!」

望「〜行くで」

「じゃあね、智くん。また後でね」


智くんがソクバッキーなのは、
心配性な過保護さがゆえである。

それは過去に自らが体験したことが

彼の今の性格になったこと




望「神ちゃん、昔のことがまだ
トラウマなんやろなぁ…」
「仕方ないよ」

章「ちゃん!望!おはよ!」
望「おお、ヤス!おはよーう
今日は友香ちゃんと別なんやね、」
章「なんか寝坊らしい」
「おはよーう、章ちゃん」
章「おはよ!」


友香が寝坊かぁ…珍しいな

いつもなら先に来てるか、
途中で会う章ちゃんと来るもんな


望「俺、呼び出しあったんや
先に行っといて〜裏庭行ってくるわ」


章「望と仲直りしたんやな」
「うん、章ちゃんありがとう」
章「ええ?僕なんもしてへんよぉ?」
「意外と助けられたんだよ」
章「なんかよう分からんけど(笑)」

それなら良かった!と
ニコニコ笑う章ちゃんに


ずっと気にかかってたことを聞いてみた



「章ちゃんって、一人暮らし?」


この前、スーパーで会ったとき、
帰るとき"家の奴ら"という言い方をした


普通なら家族が待ってるとか

そういう言い方をすると思うんだけど…


章「ううんっ、シェアハウスしてん!」
「シェアハウス?」
章「そうそう。幼馴染みとな〜
僕、あんまし実家好きやないねん!」

へへ、と笑う章ちゃんは

そう言ったすぐに
また違う話を始めたから

それ以上を聞く事が出来なかった。






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