第18章 俺が君を束縛する理由
実は毎朝のチェックがある。
それを紹介する前に、
まず説明するのは兄である智くん。
流星くんと同い年であり、
大毅とも仲良しの皆のお母さんみたいな人。
女の人が苦手なのは理由があるのだけど、
それは後々分かるとして…
智「なに??その短いスカート丈」
「伸ばしたよ」
智「さっきと変わらへんやろ!!
おまえ誤魔化そうとしてるやろ!!」
「してないし!!」
流「出た。毎朝のチェック。
あれ服装検査やん、ただの…」
大「スカート丈ぐらいええやんなあ?望」
望「短いと興奮するもんな」
照「分かる!分かるでぇ〜!」
淳「早く食って学校行けやお前ら」
智くんの欠点は1つ。
かなりのソクバッキーであること。
服装に始まり、
私の交友関係まで全て把握していて
特に男子との交友関係には厳しい
智「心配すぎて留年しようかな」
なんて2年に進級する前に言うぐらい、
なんでか私のこと心配らしい。
崇「あんまりし過ぎると嫌われるで」
智「やって!見てよ!この可愛さ!!」
崇「うるさいな(笑)知っとるわ!そんなん!」
智「なんか閉じ込めときたいわ」
「やめて怖い」
智「ほんま口説かれてへんよな?」
「口説かれないよ別に」
だれに口説かれるの私。
望「ヤスに口説かれてたで」
智「はぁん!?どゆことや!」
望「ジョークやん…」