第2章 日常1
お昼休みが終われば午後の授業開始
この5、6時間目の授業のとき
望は睡魔に負けて大抵は居眠りしてる
「ちょっと望、起きなよ、怒られるよ」
そう声かけたって起きるようなヤツじゃない
望「一緒に寝てくれるんやったら起きよっかな」
ニヤリと笑う望にムカついたから、
頭ひっぱたいて先生にチクってやった。
『こら小瀧!居眠りとはいい度胸やな!』
望「は!や、こら!言うなよ!」
『罰として問題ぜんぶ解け』
望「ええええ!ぜんぶとか無理やぁあー!」
ー放課後ー
あれだけ散々居眠りした望は
放課後になればもう元気いっぱいの小学生。
望「はよ帰ろ帰ろ〜!」
「うるさいな…帰るよ待って」
望「なあなあ!帰りクレープ食べよ!!」
「なんでよ、昨日も食べたじゃん」
望「ええやん!食おう!」
「いや。お金無いもん」
望「神ちゃんが奢るから!」
智「なんで俺やねんお前が奢れや!」
授業が終われば智くんと流星くんが
私たちの教室へとやって来る。
『じゃあ、私、用事あるから帰るな』
「あ、うん!またね」
『ばいばい』
きっとデートだ…
智「今日は真っ直ぐ帰るで」
望「えーお腹減った〜」
流「分かったから帰ろうや」