第2章 日常1
望と私は同い年なので同じ階だが、
智くんと流星くんは3年生なので3階だ
流「またお昼な〜」
智「寝んなよ望」
望「寝らんわ!」
しかもよりによって同じクラス…
望「今日は朝から数学やって〜」
「課題してきた?みせないからね」
望「当てられたら適当に答えるわ〜」
「しばかれるよ」
ガラガラッ、
関西だからなのだろうか。
朝からめちゃくちゃ騒がしい教室。
『おはよ!、望くん』
「おはよ友香」
望「朝から可愛ええ友香ちゃんおはよ」
『ウザキモ』
彼女は私の親友の能登友香。
同じクラスになってすぐ仲良くなったんだ。
友香には彼氏が他校に居るんだけど、
望のからかいに動じないぐらい
割と彼氏にゾッコン。
章「なになに〜?なんか元気やん!入れて!」
「あ、おはよ章ちゃん」
章「おはよ!!」
望「うわ、ネイルしとる、きもちわるっ」
章「可愛ええやろ?小瀧にもしたろか?」
望「やめろっ!神ちゃんにしいや!」
『神山先輩好きそうやもんね』
「そう、じゃなくて好きだよあの人」
章「服とか被るねんな〜あのひと」
望「え!神ちゃん私服派手やで!被るん!」
章「せやねん、俺も派手やねん」
『なにその…なんかうるさそうやね』
「ちっちゃいし。共通点ばりばりやん」
章「ちびゆーなよ!」