• テキストサイズ

あなたと愉快な仲間たち

第14章 ファンクラブ






「ふぁんくらぶ?」


知らん?と友香が聞く。

望と章ちゃんが購買に行ってるなか、
私と友香は彼らのファンクラブがあることを
知った。


『なんか結構前からあるらしいで』
「ええ!ライブもしないのに?」
『好きもん同士固まってんねん。
みんなの〇〇くん的なやつやろ、絶対』
「無理〜」


先に出来たのが流星くん。

無口でよく寝る彼だが、

クール、マイペース、天然、ポンコツとか
女子には好評らしい。

その流れで智くんと望のも出来て

今ではかなりの数が
ファンクラブにいるって噂。



智くんに至っては、
女嫌いがかなり有名なため

プライベートはおろか、
写真も取れない、手紙も受け取らない

と来たらかなりレアで神と崇められてる。


「望のファンなっても意味ないと思うけど…」
『まあ、妹大好きやけどあれでイケメンやからな』


確かにあの3人だけと言わず、

4人もイケメンだからなぁ
そこについては何も言えないけど



「章ちゃんの方が人気あると思う」
『ああ〜。ヤスはあるやろね
女の子と普通に喋ったりする人やからな』
「フレンドリーさが彼の売りだから」
『顔立ちもなかなかええと思うで?』
「なんで彼女いないんだろうね〜?」
『好きな子居るらしいで?』

え!好きな子いるの!?

「だれ!?!」
『それは知らんけどな』


本人に聞いたらええんちゃう?

と言われたが、
おそらく教えてはくれないだろうなぁ…






/ 174ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp