第14章 ファンクラブ
再び呼び出され、
智くん達を連れてきてほしいと頼まれ
先に3年の教室に行く事にした
望「話ってなんなんやろ」
「まあまあ」
望「めんどくさ〜〜」
うだうだ言う望は無視して、
教室で談笑する2人を呼ぶ。
私を見るなり嬉しそうにして
流星くんはすぐ駆け寄ってきた。
流「どうしたん〜珍し…望もおるし」
望「あからさまにガッカリすんな、傷つくわ」
智「なんか用事?」
智くんも流星くんの隣に立ち、
首を傾げる。
「あのね、」
先輩から呼んで欲しいと頼まれた事を
話すと途端に不機嫌に
望「そもそもこうなったんは、
お前らが話聞いたらんからやで??」
流「聞く以前に分かっとるやん、返事」
智「それな」
「お願い!!」
智「ええ…嫌やなぁ」
流「しゃあない、行こうや神ちゃん」
駄々こねても意味無いと思ったのか、
流星くんは渋々行くと言ってくれ、
智くんも説得してくれた
智「ぅへえ〜〜。めんどくさい〜」
望「からのお願いやぞ!!」
流「まあ、それは関係ないけどな」
行くぞ、と流星くんに
無理やり引っ張られ
智くんも連れて中庭へ。