• テキストサイズ

とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】

第7章 主と安定くん【加州清光】


「主!主!大変だよっ!」

バタバタと音を立て廊下を走り、階段を上がって来たのは清光。

スパーン!と襖が開けられそう叫びながら部屋に入ってきた。

「おはよう。清光…どうしたの?」

「どうしたの?じゃないよ!見てよ!これっ!!」

「ん?」

目を擦りながら私は清光が差し出したモノを見る。

清光の差し出したモノはモノではなかった。

人……幼い子ども。

「安定!」

「安定?」

ジッと安定と清光が言い張る子どもを見つめる。

「安定だ!」

幼い姿をしているが、大きな目は普段見る安定と同じ。

安定と同じように髪も結ってあった。

「ねえ、主どういう事!?」

「私にもなんだか…」

一体何が起こったの?
/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp