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とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】
第1章 おやすみ【鶴丸国永】
【鶴丸】
ふと感じる人の気配。
「こんな時間に誰だ?」
障子越しにうつる人影は何度もこの部屋の前を行き来していた。
「鶴丸………」
「主!?」
人影の正体は主。
「鶴丸…一緒に寝てもいい?」
「こりゃ驚いた……いいぜ」
俺は主を部屋の中に入れた。
しかし
「困った…」
布団は一式のみ。
夜遅くに借りに行くのも、物音を立てるのも…長谷部に怒られるからな…
「主、どーぞ。俺は雑魚寝で大丈夫だ」
「駄目…鶴丸も一緒がいい」
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