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とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】
第1章 おやすみ【鶴丸国永】
一枚の布団に鶴丸と二人で横になるといっぱいいっぱいだった。
「主、狭くないか?」
「大丈夫…」
「怖い夢でも見たのか?」
「………うん」
「そうか…」
ぽん…と背中に回る鶴丸の大きな腕と大きな手。
その瞬間に和らいでいく心。
「鶴丸が一緒だといつも安心するの」
「だろ?俺はずっと主の事を思ってるからな」
同じ間隔で当たる手は私は直ぐに眠りについた。
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