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とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】
第5章 驚きと幸せを【鶴丸国永】
「鶴丸、今日はね…」
桜の木の下に座り鶴丸に話掛ける。
返事なんて返って来ない相手に。
でも、これをしないと私が私で居られないから。
何度出陣しても鶴丸国永は手には入らない。
何度鍛刀しても鶴丸国永は出来ない。
それに、資材の消費が大きく回数も限られ毎日とはいかない。
居なくなって分かる彼の偉大さ。
「鶴丸…会いたいな」
彼の笑顔が見たい。
彼のする悪戯を笑って見ていたい。
あの頃の様な日はいつ訪れるんだろう?
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