• テキストサイズ

とある本丸のとある恋物語【刀剣乱舞】

第3章 大好きな人【加州清光】


【大和守】

「清光、清光!」

清光?

障子を開け、外を見れば地面に倒れている主の姿。

「ねえ、主今清光って…」

主に声を掛けたけれど主の耳には届いて居なかった。

「主、重いって…」

「清光~!」

「って…聞いてないし」

主に下敷きになっているのは清光だった。

「清光!?」

「安定、主退かしてよ…」

「え~…」

「ちょっと…早く」

でも、清光は嬉しそうに主の背中をポンポンと手を添える。

主も嬉しそう。

主のあんな笑顔、いつ振りだろう?

「清光、おかえり」

「ただいま、主」

そして二人は唇を重ね合う。

僕たちが見ている中で。



/ 98ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp