俺は・僕は妹に恋をした×セーチクダイ・スロラーニュ
第1章 地黙り
今回は殺す事が目的ではない。すぐにこの教会から、本を持って出ていった。
正直、あんなに大事に保管されていたのに、中身がぼろぼろの本だなんて……
見るからに怪しすぎる。絶対にクエルチアファミリーは何かを隠しているだろう。
ピノファミリーの一員である私たちですら堂々と立ち向かえない程の強力なファミリーだ。
この本に秘密があるはず。
…そう、願いながら、私達はピノファミリーのアジトへ帰った。
***
「………………」
おそ松「……ゴミ?」
「いやっ、冗談抜きでこれが金庫にあってさ…」
おそ松「いやいやゴミでしょ!?ぼろぼろだし、鉄臭いし、なんか無駄に古そうだし!」
私とカラ松がどんなにこれが金庫の中身だといってもゴミだという。
言われるのも仕方ないけどほんとなのに……
一松「鉄臭い…血の匂いじゃない…?ヒヒッ、開けてみたら?おそ松兄さん。」
と、一松。
こういう怪しいもの好きだったの…?