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【ハイキュー】恋の音*
第3章 "カノジョ"(月島蛍)
「…お待たせ、唯」
少し肌寒さを感じる季節になってきた。
付き合い始めて、一緒に買えるようになって
もう数週間が経つ。
寒空の下、校門で
彼のことを待ちながら
ケータイをいじっていると、
突然彼の声がした。
『ううん!
今来たところだから大丈夫!』
「?今来たばっかなのに
ケータイいじってたの?」
『……いや、あの、それは…』
蛍が顔を顰めてため息をつく。
(まずい、怒らせちゃったかな)
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