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【ハイキュー】恋の音*

第3章 "カノジョ"(月島蛍)


そう言う冷たい声とは裏腹に、

蛍の表情は穏やかで。

「そんなこと、言った記憶ないんだケド?

僕のカノジョはキミなんだから、

もっと自信持ってよ」

『そんなこと言われたら…っ』

照れた顔を隠すように俯くと、

強引に顎を持ち上げられた。

「好きだよ、唯」

近づいてくる端正な顔に胸が高鳴る。

「...言わなきゃ分かんないような

バカだとは思ってなかったケドね」

そんな言葉を吐いた唇は、そのまま、

...私のそれへと落ちてきたのだった。

(完)


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