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【ハイキュー】恋の音*
第2章 初恋(木兎光太郎)
赤葦が誰なのか分からずに
考え込む唯の手を
強引に引っ張って、
体ごと自分の方を向かせる。
『…ねぇ』
少し怯えた表情の彼女。
『俺の目ぇ見て』
唯の綺麗な目が、俺を捉える。
『俺さ、これまで本気で誰かのこと
好きになったことなかったんだよ』
「はい、前も聞きました」
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