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【ハイキュー】恋の音*
第2章 初恋(木兎光太郎)
「もしかして好きな人…できましたか…?」
そうだったらどうしよう、否定してほしい…
それだけを考えて唯は尋ねた。
(だから私にはもう話しかけない、って
伝えるために朝待ってたとか…
うん、律儀な木兎先輩ならやりかねない)
『ちっが…おまえ、
そんなわけねーじゃん!』
(相変わらず分かりやすい…)
「私には言えないようなことなんですね」
そう言って、自分の胸が妙に
締め付けられていることに気づく。
(あぁ、またこの気持ちだ)
私は、顔を顰めて歩みを速めた。
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