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【ハイキュー】恋の音*

第2章 初恋(木兎光太郎)


その頃、唯もまた

木兎のことを考えていた。

(先輩のあんなに真剣な顔、初めて見た…)

唯と話すとき、だいたい木兎は

ふざけているため、唯にはそれが

新鮮に思えた。

(……っ)

なんだか胸がぎゅーっとなる。

木兎のあの表情もだが、

こんな気持ちになるのも初めてだ。

私はこの気持ちを、

一体何と名付けたらいいのだろう。

______その日唯の頭から、

木兎のことが離れることは無かった。



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