• テキストサイズ

【ハイキュー】恋の音*

第2章 初恋(木兎光太郎)


「なんですか、

HR始まるんで早くしてください」

『やっぱ…』

「?」

『やっぱなんでもねぇ!

今日もおまえかわいいな!んじゃっ!』

「あ、ありがとうございます?」

それだけを言うためにわざわざ早朝の、

しかも他学年の教室まで来たのだろうか。

唯は訝りながらも、

自分も教室へと戻った。

その頃木兎は、またもや思い悩んでいた。

(素直に伝える、って言っても

俺こんな気持ちになるの初めてだしな…)

そう、こんな明るいキャラでありながら、

実はこれが木兎の初恋。

恋愛について右も左も分からない上に、

相手は年下で鈍感。

(どうしたらいいんだよ…)



/ 65ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp