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【ハイキュー】恋の音*
第2章 初恋(木兎光太郎)
「いや…せっかく部活が無くて、
時間があるなら、私に構うより彼女さんを
大切にしてあげたらいいのになって」
少し間が空いて、
『…は?』
と先輩が素っ頓狂な声を上げた。
『何、おまえ俺が彼女いて、
こんな他の女の子に話しかけるような奴だと
思ってたの?!』
「え…逆に、違うんですか?」
今度は先輩が大きなため息をついた。
『そりゃぁおまえ、
俺に対する印象悪くなるわな』
「は、はぁ、まぁ…」
『俺、彼女いねぇよ』
「でしょうね。…ってえ?!」
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