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【テニスの王子様】千石清純【裏夢】R18

第5章 しちゃう



足元のカバンの内ポケットからコンドームを取り出すと、視線を感じた。

「…なに」

「やっぱり、初めてじゃないでしょ」

「いやいや、15歳の健全な男子のバッグにはコンドームが1つ入ってるもんなの!」

「ふーん?」

さっきまでとろけた顔をしていたのに、もう疑いの眼差し。

「金運上がるって噂知ってるでしょ?ジャンケンで負けた奴が一箱買ってきて、みんなで1ずつにしたの!」

「…へぇ」

ああ、これ完全に疑ってる…。

「……じゃあ、やめる?」

姫がガバッと顔を上げた。顔、赤い。

「……」

口をぱくぱくさせていて、可愛い。

「どーする?」

少し意地悪な気持ちになって聞く。

「〜〜〜〜…する」

あー!もう!可愛い!

ぎゅうと抱き締め、少し離すと、ちゃんは耳まで真っ赤になっていた。

「かわいい」

「ふぇ!?」

その返事もかわいい。

首に手を回しながらそっと押し倒す。

服も、全部、脱がしちゃえ。

「あ、まっ、待って」

「うん?恥ずかしい?」

「…大丈夫」

緊張した顔で俺に制服を脱がされるのを手伝ってくれる。

白くて綺麗な肌。

生まれたままの姿になったちゃんは、すごく色っぽい。

肌は真っ白で、すべすべしてる。

運動をするのには少し邪魔そうな大きめの胸。胸からのラインは滑らかで、引き締まったくびれに続いて小さめのお尻。

「…ずるい」

「へ?」

ちゃんがむくりと身体を起こす。

「ずるい、私ばっかり脱いで。きぃちゃんも、ちゃんと脱いで!」

「うわ」

押し倒さんばかりの勢いでシャツを脱がされる。俺も全部脱がされて、なんだか気恥ずかしい。

「うわ…きぃちゃん、腹筋割れてる」

「引いた?」

「ううん、羨ましい…んっ」

急なキスに驚いた顔もかわいい。

「そういう話は、後でしよ」

色っぽくなくなっちゃうからさ。

「うん…」

キスの続きをしようと、再びそっと押し倒すと、首に手を回された。

「んぅっ」

押し倒すというより捕まえられて、唇を奪われる。

0距離。まつ毛、長いなぁ。

舌が唇を割って入ってくる。絡めるけど、全部奪われそうなキス。

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