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ただ、自由に【刀剣乱舞】

第4章 結界


こんのすけが時の政府に戻ったのを確認してから、私は腕やら脚を曲げ伸ばししたり簡単な準備体操をした。




千代金丸「・・・あー、姫?」

四季「さて、気合い入れるよ千代」

千代金丸「いや、気合い入れるも何も・・・結界張り直すだけなんば?
お前の霊力で上書きすれば簡単なんじゃ・・・」

四季「でこパンするぞ天パ」

千代金丸「えっ」

四季「いいから、黙ってこの本丸のどこかにある御神木探すよ」

千代金丸「は?なんでまた」

四季「でこパンするまで三秒前〜。・・・さーん・・・」

千代金丸「ご、御神木だな!
すぐ探してくるさァ!!」




よほどでこパンが嫌だったのだろう。
千代は私がカウントダウンし始めたのに焦って急いで正門から入って行った。
ちなみにでこパンとは、掌(てのひら)の手首に近い面で相手のおでこ目掛けて打つ・・・所謂(いわゆる)、掌底打ちをおでこに食らわせる技である。
おでこのパンではなく、おでこにパン!する技。

常日頃からちょいちょいでこパンの餌食になってる千代の反応からするに、もう食らうのは懲り懲り(こりごり)なのだろう。




四季「さーてーと・・・。
私も行きますか」




目指すは御神木。
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