第3章 開門
こんのすけ「きょうはぼくがおこしにいきたかったんですけど・・・なにせきょうはだいじなひ。
もくてきちまでしっかりとみちあんないしますのでごあんしんを!」
四季「大事な日・・・?・・・目的地・・・??」
哪吒「ちびすけ、四季なら今日の事すっかり頭から抜けてるみたいだよ」
哪吒もこんのすけも、今日が何の日かを知ってて私を起こしてくれたみたいだ。
でもうん、本当に何があるのか解らない。
こんのすけ「えっ、それはほんとうですかなたさま」
哪吒「ま、ボクとしてはこのまま此処に残ってくれれば一番なんだけどな」
こんのすけ「・・・なたさまー・・・」
哪吒「解ってるよ。
さて四季、すぐ教えてあげるのもつまらないから少しずつ教えてあげる」
四季「あー、うん。よろしく」
すんなりとは教えてくれないらしい。
まあ、哪吒らしいっちゃらしい。
哪吒「四季がここへ来てから何年目?」
四季「確か五年くらいだよね」
哪吒「そ。五年目。
じゃあ四季は何の為にその五年を過ごしたの?」
四季「何の為って、審神者としての知識を身に付けるのと霊力の使い方を覚える為」