第2章 開幕
四季「・・・とどのつまり、霊界と現代を繋いでる門をくぐらない代わりに私の死因を霊力とやらに変換させたって事?」
こんのすけ「はい、そういうことになります。
さにわさまはれいりょくがとてもおおきいようですので、なくなられるちょくぜんにむいしきかつじこぼうえいではっせられるれいりょくをへんかんさせてもらいました」
千代金丸「変換したはいいものの、逆に四季の霊力がでかすぎてこんのすけの霊術がそれに押し負けた・・・それでこっちに飛んだ時に四季が気絶してた訳か」
四季「あー、正攻法じゃなかった訳ね・・・。
それじゃあ、現代は今どうなってるの?
死ぬ直前で霊界に来ちゃったって事は、私を轢きそうになってた車とか・・・」
こんのすけ「さにわさまがれいかいへきたことによって、あのじどうしゃはこうさてんできゅうぶれーきをふんだだけということになります。
もちろん、ししゃやけがにんはでていないです」
四季「うわあ、それなら良かった・・・。
もし轢かれはずの人間が消えたとかなったらメディア大騒ぎだもんね」
それだけは後免だ。
無かった事になってるってのはアレだけど。