第6章 第5話
「 木村次長 」
井沢は愛莉の姿が見えなくなった後、木村の自宅に侵入した。
木村はシャワーから出たばかりでバスローブを着て、ビールを飲んでいた。
木村「 お前…井沢か…!?
何でこんなところに 」
木村は井沢の姿を見て慌ててテーブルに飲んでいたビールを置いた。
井沢「 ゆっくり、あなたと話がしたいと思いましてね 」
井沢は微笑みながら木村に近寄る。
木村「 話…? 」
井沢は木村の目の前に立つと真顔になった。
「 ガシャーンッ 」
木村から目を反らさないままテーブルに置いてあったビールを叩き落とした。
井沢「 お前みたいなクズが警察の人間、か 」
ふっと鼻で笑うと井沢は木村の胸ぐらを掴んでいた殴り飛ばした。
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