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絶対零度 オリジナル夢小説

第6章 第5話





山内は井沢を睨み付けたまま2人の元にゆっくり近寄る。



井沢「 何って見ての通りだよ、山内くん
邪魔しないでくれるかな 」



井沢は山内がいても愛莉から離れようとしない。




井沢と山内のピリピリした空気が流れる。







『 〜♪〜♪ 』



そんな空気を破るかのように愛莉の携帯が鳴り響いた。


2人の視線は愛莉にいく。




「 で、電話でます、ね 」


愛莉がそう言うと井沢はため息をついて離れた。




「 …はい、もしもし……え、!?
あ、お疲れ様です! 」



愛莉は電話の相手に驚いて声が裏返ってしまった。





「 は、はい大丈夫です
わかりました、はい、19時ですね、よろしくお願いいたします 」


愛莉が電話を切ると井沢が携帯を取り上げた。



井沢「 誰から? 」



「 じ、次長です
警察庁次長の木村次長… 」



電話の相手は次長の木村だった。
年齢は50代後半、愛莉とは1,2回程しか面識がないくらい絡みがない。



山内「 何で木村さんが星野に? 」



「 わからないですが…食事に誘われました
ミハンの様子を知りたいみたいで、 」



井沢「 食事、ねぇ… 」




「 それじゃあ失礼します 」



愛莉は2人から逃げるようにその場を後にした。



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