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絶対零度 オリジナル夢小説

第2章 第1話





( 朝から最悪だ… )


愛莉は部屋に戻り身支度をしながら先程の井沢の一連の行動を思い出して顔から火が出そうになった。



( 井沢さんはいつもああやって私をからかったりして楽しんでる )




寝坊した自分を恨みながらムカムカした気持ちで早々と支度を済ませ、軽く深呼吸してから井沢が待つリビングへ向かった。







「 お待たせしました…って何してるんですか? 」


リビングにいるとうろうろ歩き回る井沢の姿が目に入った。


井沢「 いや〜、星野くんの家入るの初めてだから興味ありまくりでさ!綺麗に片付いてるじゃん 」



「 あんまりじろじろ見ないでくださいよ 」



井沢「 だって今日が最初で最後になるかもしれないでしょ?星野くんの家に来れるの 」



「 …はぁ……今度改めてまた来ていただいて大丈夫ですよ 」


愛莉は大きなため息をつきながら言った。



井沢「 本当に!?約束だよ!? 」


愛莉の一言に井沢は子供のように喜ぶ笑顔を見せた。




「 わかりましたよ……とりあえず…
お待たせしてすみませんでした、行きましょう 」


井沢「 うん、じゃあ皆待ってるし行こうか 」


愛莉と井沢は家を後にした。



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