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絶対零度 オリジナル夢小説

第6章 第5話





井沢「 あの日、山内くんは君の家にいた 」


"あの日"とは山内と行為をしてしまった日のことだろう。


愛莉はすぐにそう感じ取った。



「 た、たまたま…通っているジムが、山内さんと同じで遭遇して、
その日の夜に飲みに行くことになったんです、 」



目を一切反らそうとしない井沢に愛莉は途切れ途切れに話し始めた。



「 飲みに行った後、飲み足りなくて…
それで、うちで…飲み直すことになった、それ、だけで… 」


愛莉は段々か細い声になってしまい話し終えた時には声が切れてしまった。



井沢「 なーんだ、そっかぁ 」


井沢は愛莉の話を聞き終えた後、オーバーリアクションでへらへら笑いながら愛莉の顔を掴んでいた左手を愛莉の頭の上に移動させた。



そして頭を優しく撫でた。



( 信じて…くれた? )




「 いざわさ、 」




井沢「 って信じるとでも思った? 」



そう言うと井沢は突然、愛莉の唇を奪った。



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