第3章 第2話
そこにいたのは北見だった。
北見「 愛莉 」
「 どうしたの?突然 」
愛莉が北見に駆け寄ると北見は愛莉を抱き締めた。
「 ちょっ、俊哉!?
…とりあえず中入ろう? 」
愛莉は北見を自分の部屋へ入れた。
『 ガチャッ 』「 どうぞ 」
愛莉は北見と家へ入った。
すると中へ入った瞬間に北見は愛莉を壁へ押し付けた。
「 ちょっと、俊哉、痛い! 」
北見「 別れた彼氏を部屋へ招き入れちゃうんだな 」
俊哉は悲しげに笑った。
「 だって、用があったから来たんで…んんっ…! 」
愛莉が言い終わらないうちに北見は自らの唇で愛莉の唇を塞いだ。
北見「 愛莉 」
北見は静かに愛莉の名前を囁くと、愛莉の首筋に吸い付いた。
「 んっ、ちょ、ダメっ俊哉…! 」
愛莉は動いて抵抗するも北見の力には叶わず首筋に何度も吸い付かれ、その度にチクりと痛みを感じる。
「 俊哉、どうしたの……ねぇ… 」
北見は愛莉の問いかけには反応せず、愛莉が着ていたブラウスのボタンを何個か外した。
愛莉の着ているピンクのブラジャーから白い胸の谷間が見える。
北見「 誰にも渡さない 」
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