第2章 第1話
『 バーンッ 』
愛莉が意識を失った瞬間、部屋のドアが勢い良く開いた。
渡辺「 井山先生…何でここ『 バコンッ 』
渡辺は誰かに殴られ体が吹っ飛んだ。
井沢「 クソガキがいい加減にしろよ 」
井沢は据わった目をしたまま持っていた拳銃を渡辺に向けた。
山内「 井沢さん!駄目です!! 」
続いて部屋に入ってきた山内は慌てて井沢に駆け寄った。
渡辺「 っ…くそ……… 」
井沢「 そんなに人の死ぬ姿が気になるのなら教えてやるよ、お前自身にな 」
井沢は拳銃を向けたまま渡辺に近寄る。
渡辺「 す…すみません……俺が…俺が間違ってた……… 」
山内「 井沢さん!! 」
井沢「 今更何言ってんだ? 」
井沢は笑いながら拳銃の引き金を下ろした。
山内「 井沢さんダメだ!! 」
『 パーンッ!!! 』
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