第3章 第1章 猛獣使いの世界へ
「猛獣使いか。それならいいだろう。一応闘技場側にも確認をする。」
「はい」
猛獣使いであるティアナと知り合いにはなる予定だが、トラは私が飼おうと思っている。
自他ともに認める猫(ネコ科含む)好きだし、闘技場に来るまでの間に持ち物とかを確認していたら発見した
人を動物に、動物を人にする金の粉と虹色の粉を発見したので、それを試してみたいっていうのもある。
むしろ猛獣シリーズでは大事な要素だしね。
しばらく待っていると先ほどの兵士が戻ってきた。
トラは怪我を追っているので
(知ってる。)
戻しても役に立たないだろうから捕獲後私に譲ってくれるそうだ。
それからここで待っていても良かったんだけど。
ティアナの笛の音も聞いておきたかったし、地理を把握する意味も込めて私は商店街の方へと戻った。