第1章 # 新しくペット(?)を飼います。
小山「で、なんで人間なれるの?」
「私も分からない。気がついたらこの姿。あのエレベーターで会ったお婆さんは私の正体知ってたみたいね」
小山「確かに、でもなんで?」
「知らない。気がついたら駐車場にいて、あなたに拾われた。・・・・ってか、あなたに一目惚れしたの私が。」
小山「一目惚れって・・・・」
猫に一目惚れされた俺って・・・・
「うん、」
小山「ふーん、で、猫にはもうなれないの?」
「戻れたよ!さっき戻れた」
小山「も、戻ってみて」
ふーーーんっと彼女は目を閉じて力んだ
・・・・
・・・・
「人がいる所じゃできないみたい」
小山「なら、俺向こうの部屋いるね」
そう言って寝室に戻る
・・・・なんだろ
非現実的なのに
現実味あるこの感覚
ほっぺをつねっても痛い
夢じゃないし
俺の幻?
とりあえずベッドに倒れ込んだ
小山「もう、寝よう。これは深い夢だ」