第6章 こたつで最弱王決定戦
智side
まさか相葉ちゃんが勝つなんて…
もぉ、絶対オイラが勝つつもりだったのにぃ!
おかげでさ…、こんな格好させられちゃってさ…(/ω\)
恥ずかしいったらありゃしない…(ฅωฅ*)
え?
どんな格好か、って?
とにかく超恥ずかしい格好なんだってば(>_<)
後で説明するからちょっと待っててよ💦
どぉすんのよ、これ…
「大ちゃん、隠れて!」
へっ?
「は、はい!」
オイラはこたつの中に恥ずかしい下半身を隠した。
「大野さん、相葉さん、時間ですよ~」
番組スタッフが楽屋のドアを開け、顔をひょっこり覗かせた。
『はぁ~い…』
オイラも相葉ちゃんも、咄嗟のアイドルスマイルでその場をやり過ごす。
「お願いしま~す」
スタッフさんが、ニッコリ笑顔を残してドアを閉める。
と、同時にオイラ達はホッと胸を撫で下ろした。
「あ~、焦った~」
相葉ちゃんが額の汗を拭った。
ってか、なんで汗かいてんのさ?
と、そんなことより…
「ねぇ、これ外してよぉ…。これじゃあ、クリフクライム出来ないよ…」
キュッってしちゃいそうでさ…σ(//ω//)テヘ
「それもそうだね。せっかくだけど、外そうか」
あ~、良かったぁ…ε-(´-`*)
オイラはこたつから出て、相葉ちゃんの前に立った。
さ、早く外してちょうだい♪