第6章 こたつで最弱王決定戦
オイラはセーターの裾を持ち上げた。
すると相葉ちゃんがニタッと笑った。
えっ、まさか?(๑º口º๑;;)
「やっぱや~めた。はい、大ちゃんこれ履いて?」
渡されたのは、オイラがさっきまで履いていたハーフパンツ。
「マジか…」
「だってもう行かないと。ほら、早くぅ♥」
なに”ぅ”付けちゃってんの?۹(◦`H´◦)۶
「やだよぉ~、恥ずかしいよぉ~」
ブツブツ言いながらもハーフパンツを履くオイラ。
あっ、なんか変…(//∇//)
「さ、行くよ?」
「う、うん…」
そして今日のオイラの一番の見せ場、クリフクライム。
ペアはニノ。
二人で並んで命綱のワイヤーベルトを、スタッフさんに腰に巻いて貰う。
「あっ、大野さん、もうちょっと締めますね?」
ギュッ、ギュギュギュッ…
あっ、だめ…Σ(///□///)
そんなに締めたら…
お尻に食い込んじゃう…(///﹏///).。oஇ
何が、って?
決まってるでしょ?
褌だよ、フ・ン・ド・シ!
それも真っ赤な、赤フンだよ!
「大野さん、顔赤くない? 熱でもある?」
ニノがオイラのおでこに手を当てる。
「う~ん、熱はないか…」
熱はないよ、そこにはね…
あるのはさ…ココ↓ね…
しっかり締め付けられてるから、外からは分かんないかもしれないけどさ、オイラのココ↓マックスよ?