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こたつ de ××× Second Season

第3章 こたつでミッチョン進行中


一方その頃智君は…


さいきんみんな変なんだ。

みんなコソコソコソコソ…

オイラにかくれて、コソコソコソコソ…

これって、もしかして…
“イジメ”ってやつ?

ちょっとだけさみしいな…

「あら、サトくん起きたのね?」

先生がオイラのヨダレをタオルで拭いてくれる。

「先生、オイライジメられてんのかなぁ?」

「どうしてそう思うの?」

だってさ、いつもはオイラが寝てても、ショウくんもジュンくんも、それにカズくんだってオイラのそばにいたのに…

「みんなオイラにかくれて、コソコソしてるんだ。オイラだけのけ者なんだ…」

オイラにナイショで秘密基地までつくっちゃってさ…

みんなオイラが知らないと思ってるかもだけど、オイラ知ってるモン…

「う〜ん、“イジメ”とは違うんじゃないかな?」

先生がニコニコ笑顔でオイラの頭をヨシヨシした。

「あの3人のことだから、きっとサトくんをびっくり…おっと…」

そこまで言って先生が慌ててお口を手でふさいだ。

先生は何か知ってるんだね?
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