第15章 こたつで映画鑑賞
「お待たせ~♥」
テーブルの上に次々皿が並べられ、最後に缶ビールとジョッキが俺の前に置かれた。
缶のままでもいいのに、変なとこ気ぃ使うんだよな(笑)
ま、でもせっかくだから…
俺はジョッキにビールを注いだ。
雅紀が俺の隣に腰を降ろす。
「乾杯しよ♥」
はいはい、乾杯ね
『かんぱ~い』
キンキンに冷えたビールを、凍らせたジョッキで飲む。
「くぅ~、うんめぇ~」
「ほんと、美味しいね♥ あ、ねぇねぇ、コレ食べてみて? 超美味しいからさ♥」
フォークで器用にクルッと巻いたパスタを俺に差し出す。
「はい、あ~ん♥」
なんてね…(^_^;)
「い、いいよ、自分で食えるから…」
「いいから、はい、あ~んして♥」
…ったくもう、恥ずかしいったらないよ…な~んて思いながらも、パックンする俺σ(//ω//)テヘ
「あっ、うんめぇ!」
ツナとキノコだけの和風パスタ。
ほんのり効かせたニンニクが食欲をそそる。
「どんどん食べて? 俺、DVDセットするからさ♪」
真っ黒なパッケージを開け、中からディスクを取り出すと、ソレをデッキにセットした。
テレビの画面に映像が映し出される。
「あっ、そうだ!」
雅紀が手元のリモコンで照明を少し落とす。
「雰囲気出るでしょ♥」
まぁ、確かにな…(((uдu*)ゥンゥン