第1章 こたつ、出しました
「で? どういうことか説明してくれる?」
翔君がカウンターの椅子に座って、僕達を見下ろす。
僕と和はと言えば、未だ”ポンッ”のままで、カーペットの上に正座の状態。
足を崩すことすら、この状況では躊躇われる。
「あ、あの、服着ちゃダメ? このままじゃ、僕も和も風邪ひいちゃうよ?」
ヒーターも床暖も入ってるから、実際は言うほど寒くもないんだけどね?
でもいつまでもこのまま、っていう訳にもいかないし…(///﹏///).。oஇ
「ふ~ん、そうだよね? さっきまでは二人で暖め合ってたから? 暖かかったかもしれないけどね? どうぞ? 服着て?」
言い方怖いよ、翔君…
語尾上がっちゃってるじゃんか…(^◇^;)
「あのさ、翔さん? 仕事じゃなかったの?」
そうだ、翔君仕事だった筈。
「相手の都合で急遽延期になったの」
「そうだったんだ? …えっ、ってことはJもまー君も…?」
「そうだよ? まぁ、あの二人ももうすぐ着く頃だと思うけど? どうする? それまでこのままでいる?」
いやいや、それはまずいだろ?
「と、とりあえずパンツだけでも…ね? いいでしょ?」
僕は両手で”チ~ン”を隠した。
だって、翔君の目、僕の”チ~ン”に釘付けなんだもん(ฅωฅ*)