第9章 こたつでBirthday 2
僕がわがまま言っちゃったから、サトくんのママが疲れちゃったんだ…
ごめさい…シュン(´._.`)
カ「僕、お手伝いする。サトくんママのお手伝いしたい」
サ「ふふ、一緒におてちゅだいね(o^^o)♪」
サトくんママ
「そ? じゃあ、お願いしちゃおっかな♪ あっ、和くんは字は書ける?」
カ「ひらがななら…」
サトくんママ
「じゃあね、おばちゃん手伝って上げるから、ココにメッセージ書こうか?」
メッセージってなぁに?
ああ、こんな時ショウくんがいたら教えてくれるのに…
ショウくんもジュンくんも遅いなぁ…
サトくんママ
「難しく考えなくても良いんだよ? 和くんの気持ちを書けば良いのよ?」
カ「僕の、気持ち…?」
サトくんママ
「そうよ? 和くんはパパのこと嫌い?」
えっ、僕がパパを嫌い?
違うよ…
カ「嫌いなんてないモン! 僕、パパ大好きだモン!」
そう、僕はパパが大好き。
サトくんも、ショウくんも、ジュンくんのことだって好きだけど、パパが一番なんだモン。
サトくんママ
「そうよね? じゃあ、ココに“ソレ”書いてみようか? ほら、お手手持ってて上げるから、ね?」
サトくんママが僕の手に、緑色したチョコが詰まったペンを握らせた。
あっ、コレって、残ったのチュウチュウすると美味しいヤツだ…(o´艸`)